【賭博】カジノ法案成立 関連産業への参入狙う暴力団は舌なめずり
カジノ解禁を柱とする統合型リゾート(IR)推進法は、14日までの会期を土壇場で3日間延長するなどのスッタモンダの末、15日未明、衆院本会議で可決、成立した。これにニンマリなのが“カジノ関連産業”への参入で手ぐすね引いている暴力団だ。まずは、犯罪で稼いだカネのマネーロンダリングだ。「100万円でチップを買い、賭けずに現金に交換することで簡単に洗浄できてしまう」――こう指摘するのは多重債務の問題に長年取り組み、カジノに反対してきた聖学院大の柴田武男教授(市場金融論)だ。