【地域】「家賃3.6倍」耳疑う 福島・いわき。家流され入居災害公営住宅
福島県いわき市の東日本大震災の被災者が入居する災害公営住宅で、来年4月から実施される家賃引き上げをめぐって入居者から悲鳴があがっています。来年3月で家賃が半額にされていた市の減免期限が終わることや、公営住宅法に基づく措置で「収入超過者」には最大で11万円を超える家賃が検討されているのです。いわき市内に16ある災害公営住宅の一つ、豊間市営団地の3LDKに家族3人で入居する遠藤ひろみさん(53)は先月、市営住宅の担当者が明かした金額に一瞬、耳を疑いました。