【IT】クアルコム、5G好調で純利益5.8倍に 7~9月期
米半導体大手のクアルコムが4日発表した2020年7~9月期決算は、売上高が前年同期比73%増の83億4600万ドル(約8700億円)、純利益が5.8倍の29億6000万ドルだった。高速通信規格「5G」関連の半導体の販売が増え、特許紛争の和解に伴う金銭の受け取りも収益を押し上げた。中国の華為技術(ファーウェイ)から受け取った和解金などの影響を除いた実質的な売上高は65億200万ドル、1株利益は1.45ドル(前年同期は0.78ドル)だった。