【経済】なぜ新車が手の届かない価格になっているのか…日本人を直撃する「スタグフレーション」という経済危機
自動車の販売価格が年々上がっている。なぜ自動車は「高価な買物」になっているのか。経済評論家の加谷珪一さんは「モノの価格が上がっているのに、給与は上がっていない。日本はスタグフレーション(不況下のインフレ)という経済危機を迎えつつある」という――。(第1回)■食品は原材料の価格高騰に影響を受けやすい今回の物価上昇は2021年後半から顕著となり、2022年春以降に本格化したという流れですが、早い段階で価格が上がっていたのは食品類でした。