【福島】県の天然記念物「マルバシャリンバイ」の花、強く美しく、東日本大震災の津波に負けず…南相馬市鹿島区沿岸部
東日本大震災の津波被害を受けた南相馬市鹿島区南海老の沿岸部で、県の天然記念物「マルバシャリンバイ」が花を付けている。震災前まで同地区に自生地が広がっていたが、津波でほとんど流されたという。残った50~100株ほどの木の枝に、1・5センチほどのウメのような白い花が付き海風に揺れている。市教委は草刈りなどの保護活動を進める方針で、川田強文化財課文化財係長(43)は、「株数は、少しずつ増えている。