【千葉】料理上手の「白みりん」、千葉・流山で誕生、発売されて200年…「アミノ酸が多く、甘みにうま味やコクが加わります」
透き通った「白みりん(本みりん)」が発売されて今年で二百年。おなじみの調味料だが、使いこなせていない家庭も多いのでは。みりんの特性と上手な使い方をおさらいする。 (竹上順子)みりんの歴史は古く、日本では戦国時代から造られたと伝わる。甘い酒として飲用され、赤っぽく濁っていたとみられるが、江戸時代後期の一八一四年、現在の千葉県流山(ながれやま)市の酒造業者が、澄んで色の淡い「白みりん」を発売した。