【新潟】火の付いたたいまつを振って周囲を照らし、子孫繁栄や五穀豊穣を願う…上越で小正月行事「オーマラ」
上越市西横山で15日夜、450年以上の歴史があるとされる小正月行事のさいの神「オーマラ」が行われた。住民は火の付いたたいまつを振って周囲を照らし、子孫繁栄や五穀豊穣を願った。西横山の小正月行事は市の無形民俗文化財に指定され、地元の保存会が守り伝えている。オーマラは男性のシンボルも意味するという。子どもたちが昼間、集落の家々を訪ねてわらなどを集め、住民が雪に覆われた田んぼに高さ5メートルほどに積み上げて準備した。