【静岡】パクチー細菌感染、国内初=「食べても無害」-静岡県
静岡県は8日、「パクチー」の名で知られる食用植物コリアンダーに斑点などの症状が出る感染症「コリアンダー斑点細菌病」(仮称)が見つかったと発表した。県によると、パクチーの細菌感染が国内で確認されるのは初めて。感染したパクチーが流通した可能性は低く、仮に食べても健康に影響はないという。県病害虫防除所によると、今年6月、県内の農場で葉や茎に褐色の斑点が付いたり枯れたりしているパクチーが見つかり、県農林技術研究所などが鑑定した結果、国内では未確認の細菌に感染していることが判明した。