【大阪】てっさ・てっちりの提供、許可不要に 大阪で規制緩和
吉川喬2018年3月31日20時48分
フグの一大消費地の大阪府で、有毒部位を取り除いた「身欠(みが)きフグ」を取り扱う規制が緩和される。4月からは「てっさ」(フグ刺し)や「てっちり」(フグ鍋)を販売するための許可が不要になる。規制緩和は全国で進んでおり、消費の拡大が期待されている。フグによる食中毒は体内に含まれる神経毒のテトロドトキシンが主な原因で、厚生労働省が定めた種類のフグや部位以外は食品衛生法で販売や提供などが禁じられている。