宮崎吾朗氏が見た父宮崎駿氏のすごみ 「思いつくままに絵を描いて破綻するギリギリでまとめる」
芸能界では多くの2世タレントや2世俳優が活躍している。親から才能や人脈を受け継ぐ一方、常に比較される宿命を背負う。アニメの世界的巨匠・宮崎駿監督を父に持つ宮崎吾朗監督もその一人だ。メガホンを執った「アーヤと魔女」の公開を8月27日に控える吾朗氏は父をリスペクトしつつ、自分なりのやり方を模索している。幼い頃からアニメ好きだった吾朗氏は「親が才能あるアニメーターだから、同じようにはなれない」と思い、建築の設計事務所に就職。