【野球人口減少】野球場で「野球“以外”しようぜ」 グラウンド「閑古鳥」で収入減、京都市が苦肉のPR
京都市が野球場で「野球“以外”しようぜ」と呼びかけている。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学生に約6万個のグラブ寄贈し、子どもたちに再び野球熱が高まりつつ中、市はなぜ水を差すかのようなPRを行っているのか。背景には公共施設の値上げや補助金カットが相次いだ市の深刻な財政難がある。野球人口は年々減少
公益財団法人・笹川スポーツ財団(東京)の調査によると、年1回以上プレーする20歳以上の野球人口(推計)は268万人(2022年)で、00年の597万人から半減している。