【日経ビジネス】「ミサイル防衛(MD)で中国に味方するのか」ついに米国も韓国に踏み絵を突きつけた(鈴置 高史)
米国と中国のどちらの味方なのか――。ついに米国が韓国を問い質した。踏み絵に使ったのはミサイル防衛(MD)だった。9月30日、韓国の国防関係者に衝撃が走った。米国のヘーゲル国防長官がソウルに向かう専用機の中で「韓国軍が持たねばならぬ力量」について聞かれ、以下のように答えたからだ。・MDがとても大きな部分を占めることははっきりしている(聯合ニュース9月30日配信「ヘーゲル『韓米は戦時作戦統制権で結論を出す状況にない』」)。