【犯罪】中国籍の何亮被告「旅券法違反は事実だが、逮捕は別件捜査が目的。逮捕無効にし公訴棄却せよ」
パスポートを不正取得して海外に渡航したとして、
旅券法違反罪に問われた中国籍の何亮被告(43)の初公判が18日、東京地裁立川支部(倉沢千巌裁判長)であり、被告側は起訴内容をおおむね認めた上で「別事件の取り調べを目的としており、逮捕は無効」として公訴棄却を求めた。捜査関係者によると、何被告は、95年に東京都八王子市のスーパーで女子高生ら3人が殺された強盗殺人事件の実行犯を知っている可能性があるとされ、昨年11月カナダから日本に移送された。