【静岡市】朝鮮通信使の史料、世界記憶遺産登録目指す ~通信使らが清見寺に贈った詩文や扁額
■朝鮮通信使の史料、世界記憶遺産登録目指す
静岡市の田辺信宏市長は20日の市議会で、清水区の清見寺に保存されている朝鮮通信使の史料69点について、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産登録を目指すことを明らかにした。市文化財課によると、朝鮮通信使の記憶遺産登録を巡っては、静岡を含む全国15自治体などが加盟するNPO法人の協議会(事務局・長崎県対馬市)が韓国・釜山文化財団と協力し、2016年に申請、17年登録を目指すことで合意している。