【中国】経済政策で路線対立が表面化 ゾンビ退治急ぐ習近平派VS公共事業求める江沢民派
アジアインフラ投資銀行の開業式典で、あいさつする中国の習近平国家主席=1月16日、北京の釣魚台迎賓館(共同)中国共産党機関紙の人民日報が9日、習近平国家主席の発言をにおわせながら、「カンフル剤の景気対策はバブル再発を招く」と訴えて構造改革を促す論評を1面で掲げた。ところが、わずか2日後の11日、交通運輸省が、総額4兆7000億元(約78兆円)もの巨額な景気対策を打ち出すなど、ちぐはぐな経済政策が波紋を広げている。