【中国】習近平、アジア3か国歴訪とBRICS首脳会議―その戦略と動向
中国の習近平国家主席はカンボジアを訪問し、バングラデシュを経由してインド入りした。中国による猛烈な抱き込みが進む中、露印が防衛協力を強めるなど、親米ではない動きが渦巻いている。ネパールの動きも見逃せない。習近平国家主席、カンボジア訪問
カンボジアと中国との関係は、7月25日付の本コラム<チャイナマネーが「国際秩序」を買う――ASEAN外相会議一致困難>で触れたように、中華人民共和国誕生後あたりから考えると、先のシハヌーク国王が中国に亡命したことに象徴される。