【中国】「党内民主」新規則から削除、習氏に権力集中 不正追及に「聖域なし」
中国国営通信、新華社は2日、綱紀粛正を議題に開かれた中国共産党第18期中央委員会第6回総会(6中総会)が先月27日改正した「党内監督条例」の全文を配信した。旧条例にあった「党内民主」や「集団指導」の文言が消え、党の「核心」に位置付けられた習近平総書記(国家主席)への権力集中を反映したものとなった。2003年に施行された旧条例は第1条で制定の目的として「党内民主の発展」を掲げていたが、改正条例では削除された。
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