【インドネシア】アホック氏、初公判で涙 「侮辱の意図なかった」 罪状認否で無罪主張 検察「宗教を冒とくした」
コーランを侮辱したとして、宗教冒とくなどの罪で起訴されたアホック・ジャカルタ特別州知事(50)=知事選出馬で休職中=の初公判が13日、旧中央ジャカルタ地裁(ドウィルソ・ブディ・サンティァルト裁判長)で開かれた。アホック氏は「侮辱の意図はなかった」と述べ、涙ながらに起訴事実を否認した。検察は起訴状で、キリスト教徒のアホック氏が9月27日、プラウスリブ県プラムカ島の住民の前でスピーチし、コーランのアル・マーイダ章第51節に触れたことを問題視。