【北朝鮮】金日成時代から生物・化学兵器を開発 サリンや炭疽菌…金正男氏殺害事件は「実験」の場か シリアに密輸疑惑も
北朝鮮は金日成(キム・イルソン)時代の1980年代から金正男氏殺害事件に使われたという神経剤VXを含む生物・化学兵器を量産してきたとされる。「事件は、北朝鮮が生物・化学物質を兵器化する意思があり、実践できる能力を見せつけたものだ」。韓国軍関係者は、聯合ニュースの取材にこうした見方を示した。政府系シンクタンク、韓国国防研究院の資料などによると、北朝鮮は2500~000トンの化学兵器を貯蔵していると推定され、保有量は米国とロシアに次ぐ世界3位とも指摘される。