【中国】毛沢東時代に先祖返りか 共産党主席復活の組織改革案 習近平氏への権力集中狙いも反対派はどうでる
中国の習近平指導部が秋に開かれる第19回共産党大会で、1980年代に廃止された党主席制の復活を含む党組織改革を検討していることが判明した。複数の共産党筋が明らかにした。7人で構成する政治局常務委員会による集団指導体制を実質的に廃止し、習近平国家主席個人への権力集中をはかることが狙いだ。しかし、この改革案に対し党長老を中心に反対意見も多くあり、夏に河北省の避暑地で行われる党の重要会議、北戴河会議が推進派と反対派の攻防の山場になりそうだ。