【軍事】北の核、ICBM対処に必要なこと 米国の核関与受け入れ、「敵基地攻撃能力」の整備を進めるべき
米国が4月7日、化学兵器使用が疑われるシリアの空軍基地を59発の巡航ミサイルで攻撃した。しかも米中の首脳会談の最中に、である。シリアではロシア、イランがアサド政権、米国が反体制派を支援していた。当初、ドナルド・トランプ米政権もIS(イスラム国)掃討を優先し、アサド政権存続を容認する立場だった。だが、「レッドライン(超えてはならない一線)」を越えた場合、米国単独での武力攻撃も辞さない姿勢を内外に示した。