【韓国】理想に走る文在寅氏「脱原発」 朝鮮日報「産業競争力が揺らぎかねない」と大統領の無責任さ非難 求心力失う火種?
新政権が発足して間もない韓国で、早くも先が思いやられる事態が起きている。文在寅(ムン・ジェイン)大統領(64)が資源に乏しい国内事情を無視して脱原発を宣言。これが火種となって、原発のおかげで割安だった電気料金が値上がりし、産業競争力が低下するとの批判が強まっている。理想に固執し、現実を直視しないで決めたとの見方も多い今回のエネルギー政策の大転換は、国民的議論を呼びそうで、文氏の無責任さに非難が集中すれば政権運営が危うくなる可能性もある。