【対談】内田樹×姜尚中が北朝鮮問題での官邸の思惑を読み解く―不愉快でも隣人との共生の道を探るべき
アメリカ本土を射程に収めるICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射と核実験で、国際社会への挑発行為を繰り返す北朝鮮。日本では「Jアラート」が鳴り響き、憲法改正どころか日本の「核武装論」まで飛び出している。北朝鮮情勢はこの先、どんな展開を見せるのか?新刊『アジア辺境論』(集英社新書)の著者、内田樹(たつる)氏と姜尚中(カン・サンジュン)氏が、この緊急課題に立ち向かったトークショー(9月19日)の模様を、前編に続きお届けする!* * *
姜 当然、核兵器を含む武器流出も大きな懸念ですね。