【米国】洗濯機輸入増で被害認定 サムスン・LG製 関税上げなど制限検討 韓国との貿易摩擦拡大へ
米国際貿易委員会(ITC)は5日、韓国メーカー製洗濯機の輸入増が、米国の家電産業に深刻な被害を与えていると認定した。サムスン電子とLG電子の韓国大手2社に対策を取るよう米家電大手が求めていた。ITCは関税引き上げなどの輸入制限策を検討して12月4日までにトランプ米大統領に勧告し、同氏が最終判断する。米ワールプールはサムスンとLGの安い洗濯機が米国市場に流れ込み、米国人の雇用を奪っているとしてITCに調査を求めていた。