【以前より30センチ高く】韓国・益山の弥勒寺址石塔 20年にわたる補修工事終え完工 文化財庁長「歴史をよみがえらせた」
【益山聯合ニュース】百済の第30代王・武王(在位600~641)の時代に創建された、西部・全羅北道の益山弥勒寺址石塔(国宝第11号)が、20年にわたる補修工事を終えて荘厳な姿を取り戻した。国立文化財研究所と全羅北道、益山市は30日午後、弥勒寺址で石塔の補修整備完工式を開催した。鄭在淑(チョン・ジェスク)文化財庁長は「1300年前の王后が安寧のために塔を建てた心をそのまま胸にとどめ、石一つ、土一握りの歴史をよみがえらせた」と述べた。