【朝鮮日報】韓国の前を虚しく過ぎ去った30年ぶりの世界好景気 今は助けてくれる友好国もない = 元青瓦台政策室長
昨年まで好況だった世界経済が今年に入って鈍化の兆しを見せている。米国の成長は好調だが、国際通貨基金(IMF)など国際機関や経済専門家は今後の景気を否定的にとらえている。歴史的に見ても、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を引き上げるたびに世界経済が揺らいだ。2005-06年に米政策金利が1%から5.25%まで上昇すると、世界的な金融危機が訪れ、1994-95年に同様に3%から5.5%への引き上げ後にアジア通貨危機が発生した。