【台湾独立】半数が支持 習氏の統一発言に反発
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会が24日発表した世論調査で、台湾の将来について「台湾独立がよい」と答えた人が49・7%で、「現状維持がよい」の25・4%や、「中台統一がよい」の13・6%を大きく上回った。昨年9月の調査では、「独立」は36・2%だった。同基金会は「独立」急増の理由として、中国の習近平国家主席が今年1月2日の演説で、共産党独裁下で高度な自治を認める「一国二制度」による台湾統一を訴え、台湾独立派への「武力放棄は受け入れない」と威嚇したことに対する反発があると指摘した。