【大韓航空機ハイジャック事件】北朝鮮は被害者拘禁を否定「韓国政府もやはり北に対し何の措置も取らずにいる」
【ソウル聯合ニュース】1969年に発生した大韓航空機YS―11ハイジャック事件で、北朝鮮から帰還できずにいる被害者について、北朝鮮当局が国連を通じて拘禁を否定していたことが21日、分かった。同事件の被害者、黄源(ファン・ウォン)さんの息子、黄仁哲(ファン・インチョル)さんによると、在ジュネーブ北朝鮮代表部のパン・グァンヒョク副代表は8月に国連人権理事会の恣意(しい)的拘禁に関する作業部会(WGAD)に送った公文書で「わが国には自由意思に反して強制的に拘禁された人はいない」と主張した。