【北朝鮮】終戦宣言を一蹴 米国にハードル引き上げ…文氏の構想は瓦解
北朝鮮の対米交渉の新旧担当者が14日夜に対話再開に向けて米国に秋波を送るかのような談話を発表した。だが、内実は朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言といった米韓側の提案を一蹴する中身で、要求のハードルをかえって高めている。対米実務協議の首席代表を務める金明吉(キム・ミョンギル)巡回大使は、米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が第三国を通じて12月中の再協議を提案してきたと明らかにし、「交渉を通じた問題解決が可能なら、いつどこでも米国と対座する用意がある」と表明した。