【国際人権団体HRW・ケネス・ロス代表】人権報告「中国は過去数十年で最悪な圧政」「日本は人質司法」
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)のケネス・ロス代表は14日、米ニューヨークの国連本部で会見し、各国の人権状況に関する年次報告書を公表した。今年の報告書は中国の人権状況を特集し、習近平国家主席が「過去数十年で最も広範囲で残酷な圧政を敷いている」と批判した。報告書では、新疆(しんきょう)ウイグル自治区でのイスラム教徒少数民族のウイグル族の不当な拘束や、香港での抗議デモへの弾圧など中国の人権問題を列挙。