【韓国大統領選】野党陣営が混迷 尹候補が活動中断、選対幹部の大半が退陣へ
韓国大統領選を2カ月後に控え、保守系最大野党「国民の力」陣営が危機に直面している。候補の尹錫悦(ユン・ソンヨル)前検事総長が家族の疑惑や内紛に見舞われ、支持率が急落。尹陣営は3日、尹氏の公開活動の一時中断を発表し、選挙対策委員会指導部の大半が辞任する形での組織の刷新を表明した。3日付の大手紙、中央日報が報じた世論調査結果によると、文在寅(ムン・ジェイン)政権を支える革新系与党「共に民主党」候補の李在明(イ・ジェミョン)・前京畿道(キョンギド)知事が39・4%で支持率トップ。