対馬の盗難仏像 韓国の寺への引き渡し求め最高裁に嘆願書=韓国仏教界
【大田聯合ニュース】長崎県対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像「観世音菩薩坐像」の所有権を巡る大法院(最高裁)の最終判断を控え、韓国の仏教界が観音寺の所有権を認めた控訴審判決を批判し、仏像を訴訟原告の浮石寺(忠清南道瑞山市)に返すよう求める趣旨の嘆願を出した。法曹界によると、今月17日から20日にかけ、韓国最大の仏教宗派「大韓仏教曹渓宗」の教区本寺や主要文化財を所蔵する寺院から18件の陳情書と嘆願書が大法院に提出された。