【聯合ニュース】福島原発の海洋放出水 「十分安心できる」=韓国放射線専門家
【ソウル聯合ニュース】韓国の国会議員会館で17日、日本による東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を巡る専門家の討論会が与党議員主催で開かれた。大韓放射線防御学会長を務めた金教允(キム・ギョユン)氏は、放出による影響を科学的に分析した結果、事実上、人体に危険はないレベルだとの見解を示した。金氏は、多核種除去設備(ALPS)で取り除けない処理済み汚染水に含まれる放射性物質トリチウム(三重水素)について、雨水や海水、大気に含まれており、韓国国内でも全国的にまんべんなく分布していると説明。