福島原発処理水、韓国海域には放出10年後に10万分の1のトリチウムが流入…韓国政府が報告書
日本が福島第一原発の敷地内にある処理水を海洋に放出する場合、10年後に済州(チェジュ)南東の韓国海域に到達する放射性物質であるトリチウムの濃度は2021年の韓国海域のトリチウム濃度の10万分の1レベルであると、政府が明らかにした。方文圭(パン・ムンギュ)国務調整室長は7日、政府ソウル庁舎で記者会見を開き、「処理水の海洋放出が韓国に与える影響は微々たるもの」という内容が盛り込まれた政府の「科学・技術的検討報告書」を公開した。