【東亜日報コラム】グローバル金融危機で優等生だった韓国、家計負債に押されて劣等生になるか
2008年のグローバル金融危機の引き金となった米投資銀行リーマン・ブラザーズの破産が、今日で15年になった。15年前、危機脱出の優等生に挙げられていた韓国経済は、天文学的家計負債と低成長の泥沼に陥り、劣等生に転落しかねないという警告音が高まっている。パンデミックの危機を経た世界経済が、米中覇権をめぐる対立とウクライナ戦争、物価高の脅威などで渦巻く中で、突破口を見出せなければ、さらに深い泥沼に陥るだろうという懸念が大きい。