【憲法改正は進むか】安全確保へ待ったなし 最大の問題は9条堅持掲げる公明党、問われる連立枠組み壊す覚悟
岸田文雄首相は、来年9月までの自民党総裁任期中の憲法改正実現を目指すと繰り返している。10月23日の臨時国会の所信表明演説では
「条文案の具体化など、これまで以上に積極的な議論が行われることを心から期待します」と述べた。月刊誌「Hanada」12月号のインタビューでは「議論を増やしてもう1段階、いや2段階ギアをアップして進めたい」「(憲法改正原案の発議は)各党の協力を得なければならないが、一方で自民党が先頭に立っていかなければならない」としている。