【政敵がことごとく失脚】中国・習近平主席の「反腐敗キャンペーン」 毛沢東の「文化大革命」と同じく「実態は権力闘争」との指摘
かつて毛沢東の「文化大革命」では、紅衛兵を標的の幹部にけしかけて打倒する事態が頻発した。一方、習近平・国家主席の「反腐敗キャンペーン」は“政敵潰し”が目的だったとされる。「文革」と「反腐敗」の相似性はどこにあるのか。中国の歴史や文化、社会に精通する社会学者の橋爪大三郎氏と、元朝日新聞北京特派員のジャーナリストでキヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司氏が読み解く。