新型コロナウイルス起源が再熱 CIA「武漢研究所から流出」主張、割れる米各機関の評価 トランプ政権下〝米中対立〟の材料に
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の起源をめぐり、ドナルド・トランプ米政権と、習近平国家主席率いる中国の対立が再燃の気配だ。米中央情報局(CIA)が25日に出した声明で、中国・武漢のウイルス研究所から流出した可能性があるとしたのだ。トランプ政権でCIA長官に就任したジョン・ラトクリフ氏は実態解明への意欲を見せており、コロナが再び、「米中対立」の材料となる可能性もある。