東大教授・阿古智子氏「自由守られている日本が中国人の重要拠点」知識人支援など強調 神戸
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神戸「正論」懇話会の第26回講演会が19日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルで開かれ、東京大教授の阿古智子氏が「中国で何が起きているのか-大規模な言論統制と日本の取るべき姿勢」と題して講演した。阿古氏は現在の中国について、習近平国家主席のもと、恣意的(しいてき)な汚職の取り締まりや学校現場で少数民族の言語を使った教育が認められないなど、政権維持のため、「言論を統制し、問題点を指摘されないようにしている」と分析した。