韓国「センシティブ国」指定の原因? 米当局、2年前に原子炉設計ソフトを韓国に持ち出そうとした職員を摘発していた

米エネルギー省(DOE)が韓国をセンシティブ国に指定し、韓国国内で問題となっている中、2年前に同省傘下の研究所から、ある契約職員が韓国に原子炉設計ソフトウェアを流出させようとして摘発されていたことが分かった。韓国では、米国が同盟国である韓国を「センシティブ国およびその他指定国家リスト(SCL)」に入れた理由として、保守勢力が中心となった核武装論や非常戒厳宣布・弾劾政局などの政治的・政策的な面が主に取り沙汰されているが、米国では、韓国政府にセキュリティー問題が複数回発生したことを挙げているという。