【社会】平田信被告、あす初公判・・・法務・検察が警戒、オウム残党による幹部死刑囚 “奪還計画”
オウム真理教の元幹部、平田信被告(48)の初公判が16日、東京地裁で開かれる。約20回の公判を経て、3月上旬にも判決が言い渡される見通しだ。3年ぶりとなるオウム裁判。最大の焦点は元幹部で死刑囚の証人尋問だ。公開法廷で死刑囚を証人尋問するのは極めて異例だ。「宇都宮監禁殺人事件」(2000年)で死刑判決を受けた後藤良次死刑囚が08年、別の殺人事件の共犯者として水戸地裁に出廷し、証言したケースがあるぐらい。