【中国】「理財商品」・・3年ものの場合、年利9~10%、10%だと、1000万円の投資で100万円、0・025%の日本とは別世界
リーマン後の中国は、不動産デベロッパーや地方政府が借金しては不動産投資にいそしみ、投資主導型で高度成長を維持してきた。米中の借金の担い手は異なるが、それを可能にする仕掛けは同じく、不動産相場だ。米国の場合、住宅相場の値上がり分を担保に、家計は金融機関から借り入れた。中国はデベロッパーや地方政府の受け皿が不動産相場の値上がり益を先取りし、理財商品と呼ばれる高利回りの金融商品を銀行経由で販売して資金調達してきた。