【社会】北海道滝川市、元暴力団員らに騙し取られた生活保護費の損害賠償請求権を放棄
■北海道滝川市、元暴力団員らに騙し取られた生活保護費の損害賠償請求権を放棄滝川市が巨額の生活保護費を元暴力団員の男と妻にだまし取られた問題をめぐる住民訴訟の控訴審判決で、元担当職員3人に約1億3500万円の損害賠償を請求するよう命じられた前田康吉市長は9日、最高裁に上告しないことを決めた。不正受給額の補填(ほてん)について市は「組織の責任」として、全職員の給与削減などで終えていることから、損害賠償請求権の放棄を検討する。