【裁判】「人災だ、市は責任を取るべき」大川小遺族…石巻市と県「津波予見不能」、請求棄却求める ★3
「人災だ」大川小遺族…石巻市と県「予見不能」
東日本大震災の津波で、死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小の児童23人の遺族29人が市と県を相手取り、計23億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が19日、仙台地裁(高宮健二裁判長)であった。市と県側は答弁書で「津波は予見できなかった」と主張し、請求棄却を求めた一方、原告側は閉廷後に記者会見を開き、「(予見できなかったとの主張は)言い訳だ」などと批判した。