【福島】「核燃料サイクル成り立たぬ」国の復興策に苦言 衆院特別委で参考人の佐藤元知事と桜井市長 | 福島民報・河北新報
福島民報 2014年6月6日 (金)
衆院原子力問題調査特別委員会は5日、原子力規制の在り方に関する参考人質疑を行った。参考人として元知事の佐藤栄佐久氏、南相馬市長の桜井勝延氏が出席し、国の原子力政策や東日本大震災の被災地の復興策に苦言を呈した。冒頭の意見陳述で佐藤氏は、東京電力福島第一原発事故直前の平成23年2月、経済産業省原子力安全・保安院(当時)が同原発の40年超の運転を認可したことに触れ「日本の役所を含めた体質の問題が事故を起こした」と指摘。