【STAP検証】理研、小保方論文の手順では再現できず 「存在しない」の判断も先送り…これまでに予算700万円使用
理化学研究所は27日、STAP細胞の存在を確かめる検証実験の中間報告を発表した。「論文に記載された方法ではSTAP細胞はつくれなかった」とする一方、「存在しない」との判断は下さなかった。今後、マウスや細胞の種類などの条件を変えて実験を続け、来年3月末までに一定の結論を出す。英科学誌ネイチャーに掲載された論文が撤回され、研究成果が白紙になったSTAP細胞の存在について理研がデータに基づく見解を示すのは初めて。