【衆院選】安倍政治2年、暮らしこう変わった…生活保護、96%の世帯で減額、「貧困の連鎖」懸念、子どもの貧困率16・3%と過去最高
安倍政権は、発足した翌月の二〇一三年一月、生活保護のうち生活費にあたる「生活扶助費」を、一三年度から三年間かけて、段階的に6・5%引き下げることを決めた。厚生労働省の試算では、約96%の受給世帯で減額となる。実際には物価の上昇や、今年四月の消費税率引き上げを考慮して圧縮されたが、それでも一四年度の支給実績は、都市部の夫婦と子ども一人世帯で、一二年度に比べて月六千円減。