【朝日新聞/慰安婦問題】実態の究明、一刻も早く 熊谷奈緒子「まず日本は被害者へのおわびの気持ちを一貫性を持って伝えることだ。同時に日韓が協力し、真相究明を急ぐことが大切だ。」★2
■熊谷奈緒子さん(国際大学大学院専任講師)
朝日新聞による8月の特集以降、慰安婦問題は「おわび」や「政治的意図」をめぐるメディア問題になった。ただ、先日出された第三者委員会の報告では、先入観や思い込みを排し、一部の情報源に過剰に頼らない、など納得できる指摘・提言も数多くあった。これを踏まえ、今後は問題解決に向けた議論を深めていかなければいけない。