【社会】伊万里・小3溺死 初公判で市職員ら無罪主張
伊万里市で2010年7月、農村キャンプに参加した小学3年の男児=当時(8)=が川に溺れて死亡した事故で、業務上過失致死罪で在宅起訴された市職員ら5人の初公判が3日、佐賀地裁(杉田友宏裁判長)であった。全員が「事故は予見できず、注意義務違反の過失責任はない」などと無罪を主張した。起訴されたのはいずれも事故当時の市観光課長池田博志被告(60)▽同課副課長桑本成司被告(54)▽同課係員多賀桜被告(46)▽伊万里グリーンツーリズム推進協議会副会長鴨川幸司被告(58)▽同協議会幹事長幸松傅司被告(62)。