【ISIL】IS、メソポタミア文明遺産の破壊を正当化「アラー(神)が破壊を命じている。何十億ドル価値があろうと知ったことではない」★3
【ロンドン=内藤泰朗】イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」は、イラク北部モスルの博物館で、メソポタミア文明の収蔵品を次々と破壊する映像をインターネット上で公開した。事態を重くみた国連教育科学文化機関(ユネスコ)は26日、文化財の破壊を差し止めるため国連安保理の緊急招集を要請した。26日までに公開された映像では、黒服などを着た多数の男たちがモスルの博物館に収蔵された文化的価値の高い多数の像を、イスラム教が崇拝を禁じる偶像だとして、床にたたきつけ、ハンマーや電気ドリルで粉々に破壊した。